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ポワレとフォルチュニィ

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ポワレとフォルチュニィ20世紀モードを変えた男たち展が庭園美術館で今月31日まで開催されています。
行きたくて気になっていた展覧会です。

19世紀末まで、日本では鹿鳴館時代で知られている洋装スタイル・・・・コルセットでウェストをできるだけ細く縛り上げクリノリンでドレスをふっくら・・・とふくらませたあのスタイル・・・が貴族の奥方たちのドレスでした。

そのころ産業革命がおきて社会全体が大きく変化した時代・・・・アールヌーヴォーからアール・デコ様式に変わる時期・・・・の流れをうけて、コルセットから身体を開放させモード界をリードしたのが、ポール・ポワレ。
それは、女性が社会に進出するための第一歩でもあったのです。
ぎゅ~!!っと締めたコルセットから開放されたモード・・・は、今で言うところの癒しモードですね。
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モダンなデザインは、このままでも現在着てみたい!!と思わせる斬新さと迫力がありましたよ。
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フォルチュニィは、「デルフォス」と名づけられたこのプリーツで有名なデザイナー。
このプリーツは、現在さまざまなデザインに応用されて一般化していますが、当時のプリーツを折る技法は今と全く違ったものだったようです。
実は、このデザイナーに関しては、よく知りませんでした。今回、特にテキスタイルにこだわって服作りの改革をなしとげたデザイナーだったことが、よくわかりました。

その時代のデザイナーは、ジュルジュ・ルパープやポール・イリーブなどのアーティストにデザインを紹介するためにイラストを依頼し冊子を作らせていました。
それらは、ガゼット・デュ・ボン・トンという名の今で言うファッション誌に印刷されていました。
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この2点のポショワールは、わたしが始めてパリに行ったときに手に入れたもので、いつもアトリエに飾っています。
まさにこの時代のガゼット・デュ・ボン・トンの1ページです。

気持ちが洗われるような・・・・爽やかな気分にさせられる展覧会でした。ますます、服作りが楽しくなってきましたよ。
朝香宮邸だった庭園美術館で見ることが出来たのも、ラッキーでした。1933年に建設されたアールデコ様式の洋館にピッタリのドレスたち。
ラリックのウィンドーやランプ、ドアの取っ手や置いてある家具などどれも魅力的でした。
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by wedding-maria | 2009-03-16 15:29 | 歳時記